相馬を支える『二宮尊徳の教え』 その2

二宮尊徳の推進する『御仕法』は、藩主の深い理解のもと、一大事業として
推進されました。

実施の前には念入りな基礎調査が行われました。これは、村の田畑の総計、
実際の耕作地や荒地の割合、世帯調査、労働人口調査など、現代でも十分に
通用する内容であることに驚きます。
これら客観的データがあるからこそ、思想を伴う施策が効果を発揮したのでしょう。

実際に行われた事業は、以下のようなものがありますが、
ここで特に目をひくのは、『チャンスの提供』と、『報奨制度』によるモチベーションアップ策です。

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1.投票によって善行者を表彰し、褒美としてお金、鍬、鎌などを与える

2.投票によって屋根替えをしてあげる

3.投票によって村の模範になる人には家を造って与える

4.孝子節婦の表彰

5.困窮者への夫食米を与える

6.無利息年賦金の貸付け

7.新百姓取立ての助成(百姓の二男建て・入百姓)

8.荒れ地の開墾奨励

9.堤・用水堀・掛入堀などの新築・修理

10.植林の奨励

11.橋や道路の普請など

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家族や絆を大切にしながら、一生懸命に働く。
贅沢は程々にして、余分は未来の為に一部蓄え、残りは皆と分かち合う。

震災復興のためには、これらを実現できる環境を国や行政が提供し、
日本の企業や個人一人ひとりが意識を変えて、実践することが
改めて重要になっていると確信しています。

中小企業診断士 楊典子

御仕法について詳しくは、相馬市のHPを御覧くださいね。
http://www.city.soma.fukushima.jp/rekisi/gosihou.html

 

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このページは、五葉コンサルティングが2011年4月 5日 13:06に書いたブログ記事です。

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